[陰謀論]就活、婚活、妊活という怪しい言葉[変換できない]
就職活動のことを「就活」というのはまあ分かる。
でも、「婚活」が来て「妊活」まで出てくると、さすがに「これ、誰かの陰謀なのかしら?」と思ったりもする。
「婚活」陰謀論
NHK朝ドラの「あさが来た」じゃないけれど、昔は、子供が生まれると、「この子は○○家の誰々さんと結婚することになっている」という決まりがあったりしたそうな。
自分の意思とか、両者の合意とか、そういうものは抜きにして結婚相手を勝手に決められるのってどうなんだろう?
って思ったりもするわけだけど、
「自然恋愛から結婚っていう流れではない」点では、いわゆる「婚活」経由でする結婚も大して変わらないのかなという気がしないでもないんですよね・・・
結婚をせかされて・・・
「○歳までに結婚しないと××」っていう文言を並べられ、そういう情報がネット上に溢れると、もはや「マイペース」ではいられなくなるわけですよね?
いくら「自分はマイペースでいい」と思っても、周りがそう思ってない(かもしれない)ので、結局は、その流れに逆らうことはできずに「さっさと動かなきゃ」になる人も少なくないでしょう。
結婚をせかす人たち
はい、ここからは陰謀論です。
ことさらに統計数値を振りかざし、「○歳までに結婚しないと××」「○歳以上で結婚した人は△△パーセントしかいない」のように煽る人は、「それでお金儲けをしている人」や、「税収入の増加をたくらんでいる人」に違いない!
・・・と、私は思っていましたし、今でもそう思っています。
「婚活」の次は「妊活」
「婚活」の次に(または同時に?)やってくるのが「妊活」。
結婚は「両者の合意」さえあれば成立するものなのに対し、妊活はそういうわけにはいかない。
結局のところ、「なぜ結婚をせかされるのかといえば、妊活を有利に進めるため」ということになるのでしょう。
そして、この「妊活」なる短い言葉も、そういう意識を掻き立てるのには十分な言葉なのでしょう。
「婚活」のお勉強
そして、「最近では・・・」という言葉に始まる「結婚力のある女性像」を擦りこまれ、「××な女性は結婚相手の対象から外される」ということを勉強することになる。
以後、「私は××な女ではありません」というスタンスを自分で構築していく作業に見舞われることになるわけですね。
「しゅうかつ」が変換できない件
話を就活に戻しますと、「しゅうかつ」と入力して変換しようとしても「就活」にはならない。
要するに、「就活」とは、その程度の言葉でしかないのですよ、本来。
※中には「変換されるよ」っていう人もいるかもしれないけど、そうでないケースが多いようです。
「就職活動」という言葉は元々あったけど、「就活」という言葉が使われるようになって以来、まるで就職活動するのと同じ感覚で「○○活動しなければならない」「○○活動するのが当たり前」であるかのように思わされてきた・・・なんてことはないですか?
男も女も統計とやらに振り回され・・・
何かというとすぐに、「○○な人は何パーセント」という統計数値を見せられ、「これは大変だ!△△しなきゃ!」になり、「しなきゃいけないからする」「しないと不幸になるからする」ということになったりしちゃうんですよね・・・
ラブラブカップルがいちいち条件チェックしてますか?
例えば、ラブラブ状態の彼氏・彼女がいたとして、互いに「結婚できたらいいな」と思っていた場合、「相手は○○の条件も△△の条件も満たすから結婚したい」っていう思考プロセスを踏んでいるとはとても思えないんですよね。
結婚相手は「人」であって「条件」ではない
現在独身で、結婚願望があるとして、
「結婚とは条件のマッチングである」
と思わされているとしたら、その考えから脱却すべきでしょう。
「この人と結婚したい」と直感する人との出会いを求め、また、そう思われるようなふるまいを心がける方が、結局は近道なはず。
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